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第26段:「ほぼ治った」は「まだ治っていない!」

「先生またぶり返しました。」
「まだ治っていないのに、薬を止めたからですよ。」
「でもほぼ治ったのでもう大丈夫と思ったので・・・」
いつもの会話です。

「ほぼ治った」は、「まだ治っていない」のです。

薬の副作用が怖かったり、薬に依存してはいけないという考えから、治癒する直前で治療を中止したために病気が再発しているのです。
結果的に見ると再発させた方が薬の使用量も増えますし、治りにくくなりますから大変です。いつまで薬を使うのかよく相談して下さい。
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第25段:診療所と病院、診療科目や広告

医療機関の肩書きには医院、診療所、病院、クリニック等がありますが、それぞれどう違うのかご存じですか?

入院施設があり入院患者用のベッドが20床以上ある医療機関を病院と呼びます。
入院患者用のベッドが19床以下の場合は診療所となります。
便宜上入院設備のある診療所を有床診療所(ゆうしょうしんりょうしょ)、入院患者用のベッドがない診療所を無床診療所(むしょうしんりょうしょ)と呼んでいます。
病院と診療所との区別は法律で決められています。
医院は法律上は定義のない呼び名です。クリニックも同じく法律上の定義はありません。

病院や医院の広告は法律上の規制があり宣伝してよい事項としてはいけない事項が決まっています。
ですから患者さんが本当に知りたい情報は表に出ないようになっているのです。

たとえば診療科目も表示してよいものには、内科、心療内科、精神科(または神経内科)、呼吸器科、消化器科(または胃腸科)、循環器科、アレルギー科、リウマチ科、小児科、外科、整形外科、形成外科、美容外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、小児外科、皮膚泌尿器科(または皮膚科、泌尿器科)、性病科、こう門科、産婦人科(または産科、婦人科)眼科、耳鼻いんこう科、気管食道科、リハビリテーション科、放射線科が、表示しても良い診療科目です。
(誤りがあったら教えて下さい。)

たとえば糖尿病科、漢方診療科、内分泌科などは広告することが禁止されているのです。

第24段:スポーツとアルコール

アルコールは運動神経を鈍らせ、判断能力を低下させるために、自動車の運転するときには禁止されていますよね。
スポーツの最中のアルコールは自動車の運転と一緒で運動能力の低下と判断能力の低下のため事故につながります。

レクレーションスポーツのレベルでも決して安心することはできません。
ゴルフ場で飲むアルコール、スキー場でのアルコール等、スポーツドクターとして見逃すわけにはゆきません。

「何このくらいは大丈夫」「いつもの量だから」「激しい運動じゃないよ、アマチュアは」こんな気持ちが事故になります。
野球やソフトボールの試合中、テニスの合間に、運動会でアルコールを飲んでからの出場なんて、もってのほかです。
まして飲酒後、アルコールを抜くために走るなんて血液中のアルコール濃度が高いときが危ないのですから、ゆっくり休んでからにして下さい。

アルコールが入らないと調子が悪いなどと話される方は、アルコール依存症の予備軍の可能性があります。
スポーツをしているときにはアルコールから離れて楽しんで下さい。
息抜きのスポーツだからアルコールも飲みたいというのは、欲張りですよ。
スポーツが終わってからにして下さい。

 独り言(警察はスキー場の出口とゴルフ場の出口でどうして飲酒運転の取り締まりをしないのかな?)

第23段:禁煙タイム

まさか今時「禁煙タイム」なんてばかげたことをしている所はないでしょうから書きましょう。

以前、受動喫煙から体を守るために職場で仕事中に一斉にタバコを吸わない時間を作るという話がありましたね。覚えていましたか?

「禁煙タイム」を設定するとタバコ中毒に人は禁煙タイムになる前にまず一服、禁煙タイムが終わるとそこで一服、結果的に見ると禁煙タイムがなかったときの方がタバコの量が少ない。
禁煙タイムの前後の室内の空気の汚染がひどく、禁煙タイムを設定しない方がよいという話を聞きました。
私も同感。タバコが好きな人にはつらい時代ですが、タバコが嫌いな人には今でも怒りに燃える日々です。
ただ今「お休み中の喫煙者」(たったの7,8年ですが)として両者の気持ちが解ります。

喫煙者に伝言
 たしかにマナーの悪い喫煙者がおられます。
 エレベーターの中でタバコを吸う。
 スキー場のゲレンデの上でタバコを吸っている。
(日本人だけ! 日本のスキー場では禁止していない)
 ゴルフ場でのタバコをくわえてのショット・・・あげるときりがない
 
非喫煙者に一言
 喫煙者をあまりに敵対視しないで下さい。
 禁煙席や禁煙ルームがないと騒ぎすぎですよ。喫煙者も禁煙席で我慢していますが、あそこまでは騒ぎません。
(予約の段階で確保するのが常識です。つらいことは承知の上で書きます。)

第22段:医者が信じてもらえない!

医者が信じるに足る人間かどうかについては、私自身大いに疑問がありますが、とりあえず一般論で、医者が信じてもらえない原因の一つで気のついたことがありますので、それについて書いてみましょう。

現在ほど医療制度が充実していなかった昔、患者さんは自覚症状それもかなり重症でなくては、受診していなかったようです。
腹が痛い、熱が下がらない等で受診しますから痛み止め、熱冷ましで症状がとれ感謝されていました。
今の受診の理由はコレステロールが高い、健康診断で肝臓機能が異常といわれた。尿に血が混じっている等です。自覚症状はありません。本当に受診しなくてはならないという感覚が自分にないのに受診させられます。

「検査おたくの医師」に必要かどうかわからないほどの検査をされ、「今後の健康のために定期検査と薬の使用をしましょう。」といわれ何となく理解して、納得したので「通院しているけど本当に効果があるのかな?」と思いませんか?

医師の言葉が信じられますか?
金儲けの対象にされてると感じたことはないですか? 
半年通ったけど何の御利益もなかったでしょ!
気がつけばいつの間にか通院をやめていませんか?

「去年の健康診断でも異常があってもほったらかしで、今年になっても何も異常がなくて、あんなもの受けても仕方がないし、精密検査が必要といわれてもほっといても結局2,3年何も異常が起こらなかったじゃないか!」

「健康診断なんて無視! 自分の体は結局、自分で気のついたときに受診すればいいんだよ」と思っていませんか。
だから「医者が信じられない」のです。
「お医者様」と「呼ばれていた時代」、「そう呼ぶ人たち」は信じておられた、あるいは今も信じておられるでしょうが、大半の方は「医者が偉そうに喋っているがすべてが本当ではない。」と思われるでしょう、その通りです。

あなたの目の前の医者が本当に信じられるかどうかは、あなたの判断です。
この「心にうつりゆくそぞろごとの(第1段 QOLの話)」でも書きましたが。
 自分自身の人生をどのように過ごすかの決定権があなたにあるということを忘れてはいませんよね。
 私は信じてもらえますか?(信じてほしいけれども、信じられても・・・・ )

第21段:患者さんの熱意

喘息やアトピー性皮膚炎、糖尿病や高血圧などの病気を慢性疾患と呼びます。
安定期には自覚症状に乏しく「本当に薬を使用しないといけないのかな?」としばしば疑問に思える病気のグループです。
(漢方治療の概念では雑病という概念で熱のでない慢性の病気として扱われます。)

慢性疾患の患者さんの通院態度の特徴は「薬がなくなったから、薬をもらいに行こう」です。
「薬さえ飲んでいれば大丈夫、別に今日診察してもらわなくても、この次にしよう」と考えている「あなたっ!」
「どこに行くの?」「薬を取りに病院へ」という会話は変ですよ。
病院や診療所は薬屋ではありません。診察を受け治療上薬を必要とするので、それを受け取っているのです。

診察を受けに行くのですよ! 薬をもらうために行くのじゃないですよ。

さて患者さんの熱意ですが、あなたは自分がいつまで薬を飲む必要があるのか医師や薬剤師に直接聞いたことがありますか?治療の終点がどこか認識していますか?

高血圧の薬などは「死ぬまで飲むのでしょう?」と答える方がほとんどですが、
私はそうは答えません。

診察を受ける日も「薬がなくなってから受診」という考えの方がほとんどです。
私は薬を飲み終わる予定の日に受診していただきたい。
飲み忘れの薬を持参して下さい。
診察の時に何回飲むのを忘れたかをチェックして、なぜ忘れたのかを一緒に考えましょう。

慢性疾患の薬は服薬率80%が目標です。
1日1回の薬を30日間で24回飲んでいれば80%です。
1日3回の薬なら14日間で42回薬を飲みますから33.6回が80%ですから、34回飲んで初めて80%を達成したことになります。

たとえば気管支喘息の患者さんの場合80%以上の服薬率の場合とそれ以下の場合を比較すると明らかに喘息発作の回数が増加します。
つまり10回の薬の内8回以上を飲んだ人は100%飲んでいる人とあまり発作の回数に差がないが、8回未満の服薬の人は明らかに喘息発作の回数が増加しているのです。(松本医院での調査結果)

人間だから忘れることはあります。
でも1回忘れたらすべてがダメではないですよ。
でも何回も忘れてよいわけではありません。
そのあたりの微妙なところを知って下さい。
つまらないような話のように見えますが、ここが勘所でここに患者さんの熱意を感じてしまうのです。
つまり「薬がなくなってから受診」という態度は受け身で積極的に自分の体を調節しようという熱意が感じられませんが、「薬を飲み終える予定の日の受診」には積極性があるのです。
病気と闘うという姿勢は大げさで大嫌いですが、自分の体調を整えるため熱意と感じる訳です。

何年か前に80%飲んでいればほぼ大丈夫と話したら、最初の14日間を100%薬を使用して、その後3日間、薬を全く使用しないで喘息発作を起こして来院された方がありました。
「80%飲んでいれば大丈夫といわれましたが、嘘ですね!」すごい剣幕でした。
返す言葉がありませんでした。

今になって「歩くときには右側と言われたら、綱渡りをするときも、綱の右側で渡れよな!」と言ってやればよかったなと思います。

第20段:気持ちのよい目覚め

「あなたは寝付けないのですか?」
「一旦眠るけれども、途中で目が覚めるのですか?」
「それとも、朝早く目覚めて困るのですか?」
 不眠症で悩む患者さんにそう問いかけます。

人間の睡眠に関する要求は様々で3,4時間の睡眠で満足する人もいれば、10時間眠っても満足しない人がいます。
睡眠不足は一旦目覚めた後もすぐに寝込んでしまうような場合が不足しているのであって、ふつうに生活できる場合は睡眠不足状態ではありません。
それは睡眠不満状態なのです。
気持ちよく目覚めると睡眠不足が解消されたのではなく睡眠不満が解消された状態なのです。
仕事に熱中し、寝る暇もないほど充実した毎日を送っている人は1日3,4時間の睡眠でも体が十分ついてゆけます。
あのギネスブックで記録されている睡眠の短い人は2時間50分を切っていたと記憶しています。
そしてそのような生活を10年以上続けています。

いやなことや、つらいことがあると、その現実から逃げる手っ取り早い方法が睡眠です。
眠っている間は現実の世界から離れられるからです。現実の世界から離れていたいために眠りたいと訴えて受診されます。

夢の中にまで現実の世界が追いかけてくるようになったら相談して下さい。

眠れないときには、眠らないのが一番よい解決法です。
体が睡眠を要求していないときに無理をして眠ろうとするから不眠症という状態になるのです。
眠くて仕事ができない状態の時には「やめて寝よう!」というあなたが、目が覚めているときにどうして「寝よう!」と考えるのですか?
自然な体の要求に素直になると気持ちのよい眠りと爽快な目覚めが訪れます。

快適な眠りが訪れてくれますか? 気持ちのよい目覚めですか?

第19段:忘年会シーズンですね

かつて松本医院の忘年会は「暴燃壊」と書いて「ぼうねんかい」と無理矢理読んでいましたが、やめました。
アルコールは好きな人にとってはタバコと同じくやめられないものですね。

以前に読んだ本に「アル中になってよかった」というタイトルの本がありました。
作者も出版社も忘れてしまいましたが、読んでいて初めてアル中(医学的にはアルコール依存症といいます)の人の気持ちが分かったような気がしました。

内容はほとんどアル中(あえてこう書きます。)になりかけて人がアル中の人たちに面接をしていろいろな話を聞き様々な場面を紹介している本です。

 「アル中から立ち直って、初めて生きていることの素晴らしさがわかった。
   だから1日1日を大事に生きて行こう! こんなに生きていることを大切にする
    気持ちはアル中で地獄を見なければ感じることはできなかった。
     アル中になって初めてわかった。 アル中になってよかった!! 」

というような内容が書いてあった本です。

間違えないで下さいよ!アル中になろうという話ではありません。

 アルコール健康医学協会が「正しいアルコールの飲み方」を提唱していますので参考にして下さい。


・楽しい雰囲気で飲む
・酒の無理強いはしない
・時間をかけて飲む
・食べながら飲む
・飲酒量はビールなら1-2本、日本酒なら1-2合、ウイスキーならダブルで1-2杯までとする
(一度にビール2本、プラス日本酒2合、プラスウイスキーダブルで2杯ではありません。)
・夜12時以降はやめる
・毎日続けて飲まない
・薬剤と一緒に飲まない
・強い酒は薄めて飲む
・楽しみとして飲む  


となっていますが、如何ですか?
「酒も***も大好きですが、共に弱い私です。」と自己紹介しておきます。

第18段:ちゃんと薬を飲んでいますか?

私は薬剤師ではありませんが、薬の飲み方について「そぞろごと」を書いてみましょう。
毎日定期的に薬を使用する慢性疾患の場合、食後と書いてある飲み方はなぜ食後なのでしょうか?

実は食後の時間が「時間的にゆったりしていて、忘れにくい」からなのです。
食事をしなかったから飲んではいけないというのは誤りです。
食後の方が吸収がよくなる薬もありますが、一般的には食前の方が吸収がよいようです。
薬を受け取るときによく確かめて下さい。

食後とは食事がすんでどのくらいの時間のことでしょうか?

私は直後から10分以内とお願いしています。
薬袋に食後30分と書いてあるのを見かけますが、食後30分も経過するとほとんどの人は食後の次の行動に移っていて、つい飲むのを忘れてしまいます。
食後30分で薬を飲むのは困難ですね。

一方、食前の方の薬はほとんどの方が食直前に飲まれているようです。
空腹時の吸収のよいときに飲んで戴くのが目的ですから、やはり食事の1時間から30分前には飲みましょう。

食前と考えず、朝起きたらすぐと、昼食の準備を始める前、会社から帰るとき、とか、7時と11時と18時というように自分の日常生活の時間の中で食事時間の時間から1時間ぐらい前の時間を基準にするか、その時間帯の行動を中心に考えて薬を飲むようにすれば食前の薬ののみ忘れが減ります。

第17段:いたい+あたたかい=かゆい

かゆいという感覚は痛覚神経(いたいを感じる神経)と温覚神経(あたたかいを感じる神経)が同時に同じ場所で刺激(感じる)されると感じる感覚です。
あかすりタオルなどでごしごし体を洗い、熱いお湯につかって、(しみて痛いですが、)風呂から上がると体がかゆくないですか?

体がかゆいのは何か汚れがついているのでは?
と疑ってごしごし体を洗うと逆効果になっていますよ。

アトピー性皮膚炎のざらざらした肌をきれいにしようとして、ナイロンタオルや、あかすりタオルでごしごしこすって病気を悪化させていませんか?

暖まるとかゆくなりやすくなります。
厚着をさせていませんか?

暖かいだけではかゆくなりませんが、痛いという感覚、つまり皮膚のざらざらの感じは程度の軽い痛みの感覚です。

しっとりした皮膚には痛み感覚がありません。
もう一度自分の皮膚を点検してみましょう。

虫に刺されてかゆいのは虫に刺された痛みと、何かの物質が体の中に入って来ますのでそれを追い出そうとする免疫反応のために局所がわずかに発熱して赤くなります。
範囲は狭いですが 「痛い+暖かい=痒い」が起こっています。

ざらざら感の皮膚を治すのは保湿剤や副腎皮質ホルモンの軟膏です。ためらわずに使用し中止するタイミングを医師とよく相談しましょう。

副腎皮質ホルモンの害は
   「薬の副作用の害よりも、薬の害に対する恐怖感のための害の方が大きい」
ということを知って下さい。

第16段:益田市の地区別老人人口

老人問題は今の日本で避けて通ることのできない問題です。
日本の老人の数や島根県の老人の数については
ご存じでしょうが、地元の地域のことは知らないと言う方が多いのではないでしょうか?

<日本全体>
人口:125,864千人
老人人口:18,879千人
老人の割合:15.1%(平成8年10月1日)
老人:65歳以上

<島根県全体>
人口:770千人
老人人口:172千人
老人の割合:22.4%(平成8年10年1日)
老人:65歳以上

<益田市全体>
人口:52,146 
老人人口:11,248
老人の割合:21.6%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<吉田地区>
人口:14,807
老人人口:2,683
老人の割合:18.1%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<高津地区>
人口:9,508 
老人人口:1,862
老人の割合:19.6%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<益田地区>
人口:6,792
老人人口:1,377
老人の割合:20.3%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<安田地区>
人口:4,549
老人人口:765
老人の割合:16.8%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<豊田地区>
人口:3,341
老人人口:826
老人の割合:24.7%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<鎌手地区>
人口:2,434
老人人口:648
老人の割合:26.6%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<中西地区>
人口:2,392
老人人口:604
老人の割合:25.3%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<小野地区>
人口:2,202
老人人口:614
老人の割合:27.9%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<高城地区>
人口:1,940
老人人口:531
老人の割合:27.4%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<豊川地区>
人口:1,025
老人人口:524
老人の割合:24.8%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<二条地区>
人口:866
老人人口:335
老人の割合:38.7%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<北仙道地区>
人口:741
老人人口:231
老人の割合:31.2%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<真砂地区>
人口:582
老人人口:211
老人の割合:36.3%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<美濃地区>
人口:538
老人人口:177
老人の割合:32.9%(平成9年1月31日)
老人:65歳以上

<種地区>人口:
老人人口:429
老人の割合:130
老人:65歳以上:30.3%(平成9年1月31日)

あなたの地区はどうですか?
他の都道府県単位の数字はありますので、お問い合わせにお答えできます。
島根県内の他の市町村については江津市を除いて資料がありませんので、お答えできません。

第15段:食べ物の成分は赤ちゃんの右頬へゆく?

食物アレルギーが原因でアトピー性皮膚炎になったと信じて子供を抱いて来院されたお母さんには、たくさんの誤解、迷信、疑問があります。

食物アレルギーでアトピーがひどいと受診された赤ちゃんの顔をじっと診察すると、顔の右側と左側のアトピー性皮膚炎の湿疹病変には状態の差が大きいのに気づくことが多いのです。
食物が原因なら食べた栄養素が右側にだけ集まるなんて変ですよね。

実は赤ちゃんを抱くときに親の左側に頭が来るように抱いている場合が多いのです。大人の左胸の洋服の繊維に接触した赤ちゃんの右頬は機械的刺激のために肌荒れを起こしています。
大人の抱くときの癖で右側の頬が皮膚炎を起こしやすい場合と、左側の頬が
皮膚炎を起こしやすい時とが変わります。
食べ物によるアトピー性皮膚炎は意外と少なく、不適切なスキンケアで起こしている場合が意外と多いのです。

 「食物アレルギーでアトピー性皮膚炎になっている!」と心配で受診されたご両親の前で赤ちゃんの服を脱がせて診察すると、顔は湿疹状態ですが、体や手足はきれいな肌の場合がしばしばです。
「食物アレルギーの成分は顔にだけ集中し、体や手足にはゆかないのですか?」と質問すると「あっ」と考え込まれて、スキンケアに気づかれる人がほとんどです。

第14段:結婚問題? 少ない子供?

益田市のエンゼルプランから数字を抜き出してきました。
エンゼルプランというのは少子・高齢化社会の中で子育て支援をすることで、出生率の向上を期待しようとする政府の事業です。
事業の理念や目標はさておき数字を見て下さい。

<全国の出生数>
昭和50年 1,901,440人
平成7年  1,187,064人

<益田市の出生数>
昭和50年 777人
平成7年  432人 (平成8年は399人)

<全国の子供の割合>
昭和50年 24.3%
平成7年  16.0% 子供:15歳未満

<益田市の子供の割合>
昭和50年 22.6%
平成7年  17.1%

<全国の老人の割合>
昭和50年 7.9%
平成7年  14.6% 老人:65歳以上

<益田市の老人の割合>
昭和50年 11.6%
平成7年  20.4%

なぜ子供が少ないのか? 日本の場合は未婚の母が諸外国に比べ少ないため、結婚している女性の数が出生数と関係があるようです。

<全国の未婚率 20-24歳の女性>
昭和55年 77.7%
平成7年  86.5%

<益田市の未婚率 20-24歳の女性>
昭和55年 67.3%
平成7年  75.0%

<全国の未婚率 25-29歳の女性>
昭和55年 24.0%
平成7年  49.0%

<全国の未婚率 25-29歳の女性>
昭和55年 17.2%
平成7年  39.9%

女性の未婚率は数字がでていますが、男性の未婚率はでていませんでした。
ここで話は終わりにします。あなたのご意見は?

第13段:健診と検診はどう違うのかな?

「健診」はライフスタイルを改善して、疾患の発症を減少させることで、1次予防、あるいは健康増進を図ることです。
ですから、「健診」の場合には必ずしも疾患を発見しなくてもいいわけです。
500人やって1人の病気を発見しなくても、これはこれでいいと思います。

癌検診などの「検診」では標的疾患が必ずあります。
ですから標的疾患を拾い上げ、スクリーニングし早期発見、早期治療につなげる必要がある。
その目的は標的疾患のために手遅れにしないように、そして、死亡を防ぐことです。
こちらは2次予防です。
最終的には対象集団の死亡率を減少させることができるかどうかです。
それと、quality of lifeの改善につながるかどうかが「検診」の目的・・・
(久道 茂 [ひさみち しげる] 東北大学医学部教授 公衆衛生学、日本医師会雑誌118,10)

第12段:定期健康診断

多分日本人は世界一多くの健康診断を受けているのでしょう。
生まれてすぐ、1ヶ月検診から始まり1歳半、3歳半、就学前検診、学校検診、定期健康診断(労働安全衛生法で規定されています。)市町村が実施する住民健康基本診査(老人保健法で決められていますが、18歳から受診できます。)
など4歳児と5歳児を除けば全年齢で年1回の健康診断を受けるようになっています。

昔の健康診断は病気の発見を目的としていましたが、最近の日本人の疾病構造を検討してみると昔ながらの発病してから早期に病気を見つけるよりも、生活習慣病(平成8年から成人病を生活習慣病と呼び方を厚生省が変えました。)に至る、歪んだ生活習慣の是正のための指導を目的とした健診に変わってきたことをご存じでしたか?

労働安全衛生法で労働者は1年に1回は定められた項目についての健康診断を受けることになっていますが、事業主にその責任と、費用の負担の義務があります。

違反すると事業主は20万円の罰金を労働基準監督署から食らう可能性があります。

第11段:風呂に入って風邪を治そう

かぜで受診された患者さんの多くが「風呂はだめですよね」とか、「もう3日も風呂に入っていませんが、いつから風呂に入れますか」と聞かれます。
かぜの時は発熱していても問題ありませんから入浴して下さい。

入浴して皮膚を清潔にした方が新陳代謝が活発になり、早く治ります。
第一気分が良くなります。

風呂に入ってよいですよと答えるとほとんどの方が、「ふつうの生活をしてもよいのだな」と判断されているようです。
風呂に入ってかぜの症状が悪化することはありません。
髪の毛を洗ってもドライヤーで乾燥させれば何も問題ありません。
湯冷めをするような寒い家はもう見あたりません。
冬の暖房が火鉢だけなどという家をご存じでしたら教えて下さい。

第5段でも書いたように発熱して体温が高くなると体の免疫力が活発になります。
そうすることで病気を治そうとするわけですから、入浴して体温を高めて早く病気を治すようにしましょう。
熱を下げることが大切なら、裸で家の外に立っているとすぐに体が冷えますので熱が下がるはずです。
風邪を引いて寒気がするときは暖かくしたいと感じるのは、体温を高めた方が早く治ることを体が知っているから、自然に暖かいところを好み暖かい物を食べるのです。

漢方薬のかぜの処方はほとんどが体温を高めるように薬が組み合わされています。
(その後一汗かいて楽になるようにしてあります。)
一旦体温を高くして病原体と戦った体は汗をかいて体温を下げ体力の回復を待って再び体温を上げて病原体と戦うことを繰り返すわけです。

第10段:性教育の初歩

性教育では体の構造や機能を教えるのが目的ではなく、人間の人格についても子供たちに考えさせるような授業をされています。
いくつかの教室で実際の性教育の授業を参観させていただきました。
自分も今のような性教育を受けていたら、違った女性観を持ったかもしれないなと感じました。

保育園児や幼稚園児たちには体を清潔にすることの大切さ、男の子と女の子が違うことなどを教えています。
大人のための性教育も必要というのが、性教育の授業を参観された保護者の感想でした。

実際に実行するのは、はずかしいしタイミングが難しいですよね。
私も講演では偉そうなことを言いますが、父親の立場になるとちょっと難しくなるのが実態です。
男の子の精通、女の子の月経を機会に話を始めて下さいと言いますが、どうでしょうか?

ご意見をお待ちしています。

第9段:援助交際は売春ですよ!

いろいろな関係から青少年の性教育問題に取り組むことになってしまいました。
1996年に東京都内で実施された高校生、中学生、小学生の性行動調査の結果を書いてみましょう。

中学生、高校生共に一学年の男子も女子も500人以上の回答ですから6000人以上の調査でほとんど同じ内容で1984年から3年に1回調査するという学問的でまじめな調査です。

今回の調査でのトピックスは初めて高校生の性交経験率で女子が男子を上回ったことでした。
援助交際という名目での売春をマスメディアが助長するような雰囲気で取り扱ったことに原因があるのではないかと想像したのは私だけではないようです。
次の結果をみてどう感じますか?

<キスの経験率 男子>
中学1年  7.5%
中学2年 13.1%
中学3年 22.0%
高校1年 34.2%
高校2年 49.1%
高校3年 61.5%

<キスの経験率 女子>
中学1年 12.2%
中学2年 15.4%
中学3年 23.2%
高校1年 41.5%
高校2年 57.1%
高校3年 62.8%

<性交の経験率 男子>
中学1年  1.8%
中学2年  3.2%
中学3年  5.4%
高校1年 12.9%
高校2年 16.5%
高校3年 28.6%

<性交の経験率 女子>
中学1年  0.8%
中学2年  2.9%
中学3年  5.3%
高校1年 16.5%
高校2年 28.1%
高校3年 34.0%
       
(出典:1996年調査 最新版 児童生徒の性 出版:学校図書)

第8段:キスしてもいいですか?

平成9年の11月浜田市で開催された那賀郡養護部会研修会で性教育についての講演を依頼されお話をさせていただきました。

中学生が保健室にやってきて「キスしてもいいんですか?」と尋ねて来るのです。と話された先生がいらっしゃいました。
自分が何をすればよいのかがわからない子供が増えているのですね。
大人の常識は子供の非常識なんです。
子供の常識は大人の非常識なのです。
いつも心の中でどんなことが起こっても驚かないように

「私の常識(事項は)あなたの(にとって)非常識(事項)、
あなたの常識(事項は)私の(にとって)非常識(事項)」

という心構えで他人に接しています。思い当たることがありませんか?

第7段:早期発見・早期治療

急性の病気は早期発見・早期治療が大切です。
夜9時頃からおなかが痛くなった時もう夜が遅いからといって朝まで待っていた70歳代の女性がおられました。
朝6時になったのでもう電話をしてもよいだろうと連絡をしてこられました。
すぐに往診に伺いました。
ひどい腹痛です。さわった瞬間にわかりました。

「アッペがペルホッタ! 昨日の夜の内に連絡してくれたらこんなにならなくてすんだのに!」
盲腸炎が破裂して腹膜炎を起こしていました。
田舎の高齢者なら夜の9時は深夜です。
医者も寝ている。起こしては申し訳ないと朝まで我慢していたのでした。
残念、入院は1ヶ月に及びました。

患者さんの医師への遠慮が病気をひどくさせていたのでした。
申し訳なく、頭の下がる思いでした。
私は開業医としては若い方ですし夜中の往診もできるだけ対応しようと考えています。
しかし、夜中の往診が翌日の診療に影響がでそうな場合などには勘弁してほしいとも思います。
高齢でなくても体力的に1年365日24時間ベストコンディションを保つことはできません。
どの程度で折り合いをつけるか、いつも悩んでいます。

あなたにどのようなお考えがありますか?
教えていただければ幸いです。

第6段:発熱で頭がパーになる

発熱が原因で脳がパーになるという考えは広く知れ渡っていますが。
どのくらいの体温からでしょうか?

私はアメリカの研究から41度5分を越えると危険な状態になるという説を信じています。
しかし開業以来何人かの患者さんが41度5分を越えたことがありますが、特に問題になるような結果にはなっておりません。
大人の38度5分、小児の39度5分までは解熱剤を使用しなくても大丈夫でしょう。

ところが数年前、私の診療所で調査をしました。患者さんが発熱したとき自分で測定した体温は医療技術者が測定したときに比較すると0.4度低くなるという結果でした。
測定中の体温が38度を超えると発熱したことがわかるので測定終了前に体温計を抜いておられたようです。

そこで松本医院では「小児は39度になったら解熱剤を使用してもよいです」と指導しています。
高熱が続けば体力も消耗しますし患者さん本人もつらいですから、いくら発熱が体にとってよい反応でも際限なくよいわけではありませんから、この辺で折り合いをつけましょう。

小児の38度台の発熱は解熱の必要のないものだと考えてもよいでしょう。
成人の場合は38度5分くらいまでは我慢してもよいでしょう。
高齢者の場合は38度を越えていればかなりの重症の可能性もありますのですぐに受診が必要です。

不安なときは信頼のできる先生と相談しましょう。
病気の症状は発熱だけではありません。
熱はないけどなんだか変だと感じたら受診するのが良い方法です。
ちょっと変だけど熱がないから様子を見ようかでは病気の発見が遅れることが多いようです。

第5段:発熱は体の味方

病気には発熱をする病気と発熱とは関係のない病気がありますね。
発熱をする病気は漢方治療では傷寒(しょうかん)発熱をしない病気を雑病(ざつびょう)というように分けています。
かぜや気管支炎などは傷寒、更年期障害や糖尿病は雑病となります。

漢方の話は別にするとして病気になって発熱をすると考える方が多いのですが、実際は病気を治すために体が自ら熱を発生させているようです。

一般に体温が高くなると体が病気から逃れようとする力や、病気を治そうとする力(免疫力)が強くなり(活性化され)ます。
「病気になったので熱がでるのではなく、病気を治すために熱がでる。」と考えて下さい。
ですからある程度の発熱はあった方が病気の場合は体に有利に働きます。

小児の場合は39度5分くらいまでは様子を見ても大丈夫です。
大人の場合なら38度5分くらいまでは解熱剤を使用する必要はありません。

かぜの初期から積極的に解熱剤を使用したグループと使用しなかったグループでは、解熱剤を使用した方が治るのが遅かったという研究もあります。
私は解熱剤の使用に積極的ではありません。

第4段:薬は生活補助具

目の悪い人は普通の人と同様の生活をするために体の外側にめがねという道具を使いますよね。
戸外を歩くときは足を保護するために靴を履くことがほとんどですよね。
体の中の血管を保護するために血圧を下げる薬を飲むことは靴を履くことや、めがねをかけることとどう違うのでしょうか?

副作用のことを心配される方もあるでしょうが、全員に副作用が出るわけではありませんし有用性が高いと評価されたので薬として発売されている訳です。
とかく否定的な面を強調されがちですが、恩恵を受けている人の方が遙かに多いのです。
ふつうの生活をするために必要な補助具という考えが理解できると高血圧症の薬とか糖尿病の薬などを飲むのに抵抗感が減るのではないでしょうか?

第3段:医者を選ぶのも寿命の内

自分でタバコを吸う医者は患者に強く禁煙を要求しにくいものです。
自分が酒が大好きな医者は同じく禁酒を指導するのがつらいものです。
たくさん食べるのが大好きな医者は食事制限を勧める時に力の入った説明をしません。
体重の重い医師は減量を厳しく言いません。
運動嫌いの医者は運動療法を積極的に取り入れない傾向があります。
薬が大好きな医者はたくさん薬を出します。
検査が大好きな医者は、あきれるほど検査をします。
話好きの医者は話しすぎて脱線ばかりしているかもしれません。
医者の性格や、思考、生活習慣は患者さんの指導に大きな影響を与えています。

医者を選ぶのも寿命の内です。
自分のことをよく理解してくれ、相談に乗ってくれる医師があなたのかかりつけ医、ホームドクターです。
プライマリケア・フィジシャンと考えて下さい。
(プライマリケア・フィジシャンについては今後書きます。)

第2段:タバコがおいしい

平成元年8月から私はタバコを休んでいます。

タバコを吸っていたときの私はもちろんピース両切り時にロングピースでした。
おいしかったですね。
友人の医者にタバコをやめろといわれて休むことにしました。
しかし、今でも医者をやめたらタバコを再開しようかなと思っているくらいです。
でも健康のことを考えるとできないかな?

父も、祖父もタバコ関連疾患で死亡しました。タバコに対する耐性が低い家系かも?と考えます。

積極的にタバコを勧めることはもちろんしていません。
禁煙に挑戦される方を応援します。
禁煙のためのニコチンガムの処方をしています。
10人挑戦されると1年後の成功者は3人ほどですが、3回挑戦すると9人は禁煙に成功しますから、(確率の問題でだまされないように)やってみませんか?禁煙!

平均的にはニコチンガムの代金が3万円以内で終わります。
タバコの150箱にも及ばない金額です。

1日20本吸う人なら5ヶ月分のタバコ代です。
私の祖父は「タバコをやめて家を建てたという話は聞いたことがない。」と豪語して死ぬ日まで吸っていました。
さてあなたはどうする。?

タバコの害は肺ガンよりも心臓などの循環器疾患の方が大きいのです。

第1段:QOLの話(quality of life)

QOLという言葉を日本語に訳すと生活の質とか人生の質といわれます。

WHO(世界保健機構)の定義では
「個人が生活する文化や価値観の中で、生きることの目標や期待、基準及び関心に関わる、自分自身の人生の状況についての認識」
となっています。

生活の質という言葉だけで考えていませんか生活の質を高めるということは具体的には自分自身の人生をどのように過ごすかの決定権があなたにあるということです。

「先生おまかせします。」といわれても医師も困ってしまうのです。
医師の人生観や価値観で治療方針を決定することはできないからです。他人の人生を医師が決めるわけには行きませんよね。
プロフィール

taijindo

Author:taijindo
島根県益田市にある松本医院(内科・小児科・アレルギー科)の院長です。

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