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第313段:自身の人間ドック受診した

松本医院のお盆休みの間に、自分自身が益田医師会病院の人間ド​ックを受診しました。年齢にふさわしくいろいろな病気を持ってい​ますから、血液検査などは定期的に実施しています。しかし、やは​り他の医師の目や手で体をチェックしないと本当のことは分かりま​せん。便の潜血反応のための2日分の検体を持って出かけました。
 受付で待っていると健診を受けられる顔見知りの方から「あれ、​先生も健診ですか?」と声がかかります。「年末年始は病院も休み​だから、お盆にこうして人間ドックなのですよ」
 検査着に着替えて尿の採取、身長、体重、腹囲の測定、採血、胸​部CT、腹部超音波、上部消化管のスコープ検査、頭部MRIなど​と順番に検査が進みます。一通り検査が済むと、血液検査などすぐ​に結果のわかる項目を元に診察が始まります。まあ昨年と大差はな​い結果でしたが、「便潜血反応の2本の内の1本に潜血反応が陽性​に出ています、精密検査は受けられますね。今日予約して帰られま​すか?」との問いかけに「もちろん予約して帰ります」と答えまし​た。

 精密検査が必要だと言われて動揺したのか、最後の認知機能の検​査は全問正解とならずショックが追い打ちをかけてしまいました。​もちろん認知症とは程遠い検査結果でしたが足取りの重い帰り道で​した。
 人間ドックを受けてから細密検査までの2週間、やはり自分も人​の子ですから、色々と考えました。「精密検査できっちり病気が見​つかったら、それで処置しておしまいの方がいいよな、どこにも異​常がなかったら潜血反応の陽性の原因探しが始まってあれこれ検査​が続くし、今後も何かあると気にかかるようになるから、精神的に​も良くないかな?」などと考えている自分に気がつきました。
 健診結果の解釈は様々ですし異常なしといわれても、自覚症状が​あったりすると見落としではないかとか色々考えてしまいます。毎​年のように生活習慣を変えましょうと指摘されても、一向に悪化の​兆しがなければ生活習慣を変えることなく悪化への道を歩んでいる​方も少なくないようです。
 健診は受けているけど結果は確認していない、精密検診に行って​もいつもと同じ指導内容だから再検査には行かないとか、せっかく​受けた健診が無駄になっている方も少なくありません。
日本では5歳の子供以外はすべての年齢で年に1回は健康診断を受​けるように法律が整備されています。この健診さえも受けずに自分​は健康だと錯覚したり、病気があることを認めたくないから健診を​受けないという方も少なくありません。葬儀の時に「健診も受けて​いなかったから・・・」という言葉にならないようにして下さい。
 2週間後の精密検査では心配した所見もなく「来年また検査を受​けます」と私は答えて午後の診療に戻りました。

『いわみ談話室』より
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インフルエンザの知識

毎年、冬季に流行する弱毒型インフルエンザは人口1億2000万人の日本では800万人から1200万人が1シーズンに感染して1万人から3万人が死んでいます。
ですからインフルエンザの流行は大問題です。{交通事故死亡者(1万人程度)よりも多いですし、死亡者3万人の自殺者数に匹敵します。}
死亡者が増える病気だから予防接種を行います。

弱毒型インフルエンザは鼻やのど、気管支や気管、肺などの呼吸器(咳や痰や鼻水の症状)と胃腸の消化管(下痢や嘔吐の症状)などにウイルスが進入して増殖します。{よく知られた、香港型、ソ連型、今回の北米型(豚インフルエンザ)など}タミフル、リレンザ、漢方薬の麻黄湯が有効です。

強毒型インフルエンザは肝臓や腎臓など呼吸器や消化器だけでなくウイルスが全身に進入して体に障害を起こします。{トリインフルエンザなど}

【予防にマスクは無効!】
インフルエンザに感染した人が他人にうつさないためにマスクをすることは必要ですが、自分がインフルエンザにかからないようにするためにマスクをするのは意味がありません。
日本だけの奇怪な現象です。(鼻だけ出したり、緩めのマスクなど)
患者が多く集まる病院で医療従事者がきちんとしたマスクをするのは理にかなっています。

【手洗いが重要!】
感染予防には手洗いが重要1日に何度も手を洗いましょう。
手首まで洗わないと無意味です。
30秒は手を洗いましょう。

【うがいも有効!】
安全で比較的効果が認められるものとしては、紅茶でのうがいは有効性があるようです。
塩水のうがいと普通の水のうがいには差はありませんので、わざわざ塩を入れてうがいしても無意味です。

ポピドンヨ―ド(茶色の臭いのあるうがい薬)のうがい薬は薬を飲み込む可能性があり、胃腸の中の体に有効な細菌を殺す可能性があるので積極的にはお勧めできません。

【肺炎の予防接種が意外な効果あり!】
インフルエンザにかかると抵抗力が落ちて肺炎を合併して死ぬことが多いので、65歳以上の人は肺炎球菌ワクチンの接種を勧めています。
1回接種すると5年間有効で7,000円から8,000円ぐらいで接種しています。
健康保険は使えません。
もちろんインフルエンザワクチンはきちんと接種しておきましょう。

【いつまで休むの?】
一度感染したら薬を使ってすぐに解熱しても患者は5日間もウイルスを排出し続けます。
2・3日後にやっと解熱しても発熱中はもちろん、解熱後3日間はウイルスを排出し続けていますので、職場や学校、保育園や幼稚園など集団生活の場へは出られません。
休ませる必要があります。
(発症24時間前ぐらいの潜伏期間中にも他の人に感染させる可能性があります。通常は7日以内にはウイルスの排出は少なくなるといわれています)

【手洗いとうがいのタイミング】
家から出るとき必ず手洗いうがいをして出かけましょう。
外から帰ったら必ず手洗いうがいをしましょう。
目的地(職場や学校、訪問先など)に着いたら必ず手洗いうがいをしましょう。
目的地(職場や学校、訪問先など)から出発するときにも必ず手洗いうがいをしましょう。
なぜなら
もしも、あなたの家庭の中に既にウイルスが入っていて
あなたや家族がインフルエンザに感染していて潜伏期間中でしたら、
あなたの家からウイルスを持ち出さずに済みます。
目的地に着くまでに汚染されていても、手洗いうがいで目的地の中には
持ち込まないで済みます。

【家族や近親者に感染者が現れたとき】
看病をしていて患者に接近して体に何度も触れた人が次の感染者になる可能性が高まります。

【結局】
1に手洗い、2に避接触、3に清潔、4に避疲労、かかったら安静休養

65歳以上の方へ 肺炎球菌ワクチン接種のおすすめ

ご存知のように日本人の死因の第1位は「がん」、第2位は「心疾患」第3位は「脳血管疾患」ですが、第4位は「肺炎」です。死亡者全体の約10%を占めています。

この肺炎を起こす細菌のひとつに肺炎球菌という菌があります。

肺炎球菌による肺炎を予防することのできるワクチンがありますので、松本医院では接種をおすすめしています。

松本医院での値段は7,350円です。補助制度はありませんが、1回接種すれば5年間有効です。(インフルエンザは補助があっても1年で2,000円)

春から夏にかけて肺炎球菌ワクチンを接種して11月からはインフルエンザワクチンも必ず接種しましょう。

肺炎球菌ワクチンを接種すると、肺炎にかかりにくくなるだけでなく、たとえ肺炎になっても肺炎での死亡率が下がるとか、インフルエンザが重症化しないとか、さまざまなメリットがあります。

米国では65歳以上の高齢者の6割がこの予防接種を受けていますが、日本では5%程度しか接種されておらず、まだまだ知られていません。

接種を希望される方は職員に申し出てください。

電話でも受け付けます。現在のところ予約が必要です。 

電話0120-497015         松本医院 院長:松本祐二

2007年から2008年のインフルエンザ流行の予測

松本医院の院長の松本祐二は、10月16日に予想をしてみました。

今度の冬のインフルエンザは大流行と予想しています。

外れて欲しいのですが・・・

流行しそうな理由

1.
暖冬の年と厳冬の年を比較すると厳冬の年が大流行する確率が高いという事実があります。今年は南米のペルー沖のラニーニャ現象が活発なようで厳冬の予想が出ています。

2.
本年の接種予定のインフルエンザワクチンは昨年のワクチン(1999年と2005年と2004年に分離されたウイルス)と異なり、今年は2006年と 2005年2004年に分離されたウイルスで3種類とも新しい株です。
このためこれらのインフルエンザウイルスに免疫力を持っている人は少ないと予想されます。

3.
12月の天皇誕生日が日曜日となり振り替え休日とで22日~24日までの3連休になります。
年末年始は12月28日の金曜日の御用納めから1月6日の日曜日まで10日間の連休になります。
1月の成人の日は1月14日で12日から3連休になります。
結局、約4週間に3回の連休があり大勢の人が通常と異なる生活をすることになります。
さらに生活が不規則になりやすく、疲れをためたり、無理をすることでインフルエンザが流行しやすい状況が生まれやすくなります。

4.
昨年はインフルエンザ治療薬のタミフル騒動があり治療薬がないと錯覚していて、感染拡大や重症化を促進させてしまう可能性があります。


インフルエンザは予防が第1です。インフルエンザワクチン接種をしましょう。
11月中に接種を済まされることをお勧めします。

インフルエンザワクチンはワクチンを接種してから十分な効果が期待できるまでに2週間程度が必要です。
12月10日までには済ませておきたいですね。

当院ではインフルエンザワクチンの予約の必要はありません。
12月下旬になるとワクチンの在庫がなくなる可能性がありますので、なるべく早く接種しましょう。
(実は、昨年と一昨年はワクチンが余りました。今年も同じ数のワクチンを確保しています。)

今年のインフルエンザの話題(2006年)

●数年前から注目されている鳥インフルエンザが2006年~2007年に大流行する可能性が高いことを国立感染症研究所からも報告されています。
鳥インフルエンザは人間に大流行する状態になっても、治療薬も診断キットもそろっていますので流行が始まってもあわてる必要はありません。
しかし、早めの受診が必要です。
(熱が出始めて24時間以内に受診しないと薬の効き目が十分ではありません。)
ワクチンは現在ありません。
少しでも安全な状態に体を保っておくために通常のインフルエンザワクチンを接種しておいた方が安全です。

●長期予報では、今年の冬は暖冬予想です。
暖冬の年にはインフルエンザの大流行の可能性は少ないのですが、小規模流行でもかかれば同じインフルエンザです。
肺炎などを併発して死に至る可能性もあります。
(だから予防接種をお勧めしています。)
流行は小規模でもインフルエンザにかかればあなたにとっては大問題です。


★肺炎の予防接種
インフルエンザの予防接種とは別に肺炎球菌の予防接種があります。
1回接種すれば5年間有効です。
高齢者の肺炎の10~30%はこの肺炎球菌によって起こっていますので、是非、接種を受けてください。

●日本人の死因の第4位は肺炎や気管支炎で1年間に約10万人が死亡しています。
その誘因の一つがインフルエンザです。
インフルエンザワクチンを接種することで、肺炎や気管支炎での死亡を減らすことが分かっています。
プロフィール

taijindo

Author:taijindo
島根県益田市にある松本医院(内科・小児科・アレルギー科)の院長です。

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