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健康保険が使えないインフルエンザの予防薬

健康保険が使えないインフルエンザの予防薬の話です。
65歳以上の高齢者とハイリスク疾患患者(慢性呼吸器または心疾患患者、代謝性疾患患者(糖尿病など)、腎機能障害患者)(ただし13歳以上)の方で家族や共同生活者など同居の方がインフルエンザに罹患したときに最大10日間予防薬を飲むことができます。
(治療薬のタミフルカプセル75を使用します)

予防接種をしなくてすむわけではありませんし、予防接種に変わるものでもありません。
インフルエンザにかかった人たちと接触して48時間以内のできるだけ早い時期に飲み始めないと効果が期待できません。

お値段はまだ決めていませんが、健康保険が使えませんので多分予防接種のほうが安くなるのではないでしょうか?

国の薬価基準と呼ばれる「いわゆる公定価格」では1カプセルが360円余りの値段ですから10個で3600円余りという計算にはなりません。様々な経費を加算しないと赤字になりますので医療機関が困ります。

とりあえず緊急避難的な予防法も日本で可能となったということだけお知らせします。

やはりポイントは予防接種ですね。

2003年から2004年のインフルエンザのまとめ

2003年12月~2004年3月までのインフルエンザの流行は、過去10年間では一番患者さんが多く発生した週(ピーク時)の多さ(高さ)は6番目で流行の規模は中の下くらいだったようです。
集団生活の場の幼稚園や小学校、中学校での発生調査調査では前の年よりも40%程度少なかったようです。

私が嘱託医をしている養護老人ホームでは58名の入所者中(定員60名で、流行期以前に他の病気で2名入院していました。)16名がインフルエンザを発症(もちろんワクチンを接種していました。)しました。
しかし、肺炎を併発して入院された方はありませんでした。

医師の間では予防接種のワクチンの型が外れたという話が出ています。
真偽のほどはわかりませんが、かなり精度の高い予測をしていましたから「本当に外れたのかな?」と考えています。
本当に外れていればかなりの流行になった可能性がありましたが、大流行に至らなかった点を考慮すると当たっていたと判断すべきと考えています。

すでに2004年~2005年のシーズンのワクチンの型は決まっており

A型株はニューカレドニア/20/99(H1N1)(ソ連型)
     ワイオミング/3/2003(H3N2)(香港型)
B型株は上海/361/2002

となりました。

ニューカレドニア/20/99(H1N1)(ソ連型)という株は、ここ数年連続してワクチン株として採用されています。
ということは、次のシーズンも大流行はないかな?それとも新種が主体となるか?
香港型が大流行するか?
いずれにしても、「暖冬の年にはインフルエンザが大流行しない」という予測は今年も当てはまりました。

次のシーズンのワクチンはすでに予約を済ませました。
前年度のインフルエンザワクチンは私の医院場合、不足してご迷惑をおかけしましたが、今年度はさらに多くのワクチンを確保しております。

新しい問診表(04.03.27)

松本医院では、新しい質問票を作って受付窓口に出しました。
従来からの初めてのときの質問票とは異なり、何度も通っている方々への質問票です。
毎回書く必要はありませんが、時々使ってみると良いかもしれませんね。
項目だけ紹介します。

一つ目の用紙の質問項目です。

   1.薬の残りがある。    回分   日分    週間分  不明
   2.薬を飲んだり、使ってみたが、良くならない。
   3.薬を飲んだり、使ってみたら、かえって体の調子が悪くなった。
      3-1.薬の副作用ではないか?
   4.いつもと体調が変わって、ぐあいの悪いところがある。
   5.体や心のことで相談したいことがある。
   6.家族や友人の健康や心の問題で、相談したいことがある。
   7.上記以外で相談や伝えておきたいことがある。

二つ目の用紙の質問項目です。

1. 病気になった原因は何だと思いますか?
2. いつ頃から病気になったのだと思いますか?
3. どうしてその頃(時)から病気になったのだと思いますか?
4. 病気のためにどんな症状が出ていますか?
5. 病気はどのくらい悪いと思いますか?
6. 病気は治るまでに長くかかると思いますか?
7. どんな治療や検査を受けたらよいと考えていますか?
8. 治療を受けたあと、病気の状況はどう変わると思いますか?
9. 病気になってから起きた問題で一番困っていることは何ですか?
10. 病気のことで最も心配されているのはどんなことですか?
11. 病気のことについて誰(他の医療機関を含む)に相談していますか?
12. 病気を治そうとしてあなたが実行していることがありますか?

毎日の診療でも一目の質問票程度は聞きたいのですが忙しいと中々できません。

二つ目の 質問用紙は受診している方が自分の病気をどのように考えているか、またどのように対応しているかを知るための質問票です。
いつもの流れ作業のようになっている診療をもう一度考え直すためのものです。
医師だけで病気が治るのではありません。
治療の主役は患者さん本人ですからねえ。

世界結核デー

3月24日は世界結核デーです。
1882年3月24日にロベルト・コッホ(ドイツの医学者・ノーベル賞受賞者)が結核菌を発見したことを学会に発表しました。
WHO(世界保健機関)は1997年の世界保健総会で、この日を正式に「世界結核デー」に制定しました。

世界結核デーの標語は「呼吸するたびに唱えよう『ストップ結核!』」(Every breath counts-Stop TB now!)です。

すべての人が生きるために呼吸は必要です。
また結核は空気感染する病気であることから呼吸と結びつきがあります。
鳥インフルエンザやSARSが最近アジア地域で問題になっていますが、感染症に国境はありません。
世界の新しい結核患者の95%が発展途上国で発生する中、結核は途上国の人々だけでなく世界中のすべての人にかかわる問題なのです。
すべての患者に平等に治療の機会を提供するためには、政府の力だけではなく地域住民一人一人の結核に対する認識と協力が不可欠なのです。

平成14年、日本では32,828人(人口10万対罹患率:25.8)が新たに結核を発病。
平成9年から3年連続で増加していた新登録患者は、平成11年に厚生大臣(当時)より「結核緊急事態宣言」出された後、3年続けて減少を維持したことが明らかになりました。
しかしながら、70歳以上の高齢の患者が全新登録患者の4割以上を占める一方で、社会経済的弱者等治療を完了するのが難しい人々に結核が増えていること、東京と大阪で全新登録者の約4分の1を占め、都市部に集中傾向であることなど、特定の層・地域に偏在化し、対応が難しい問題が山積しています。

結核は過去の病気ではありません。
今なお積極的な対策が必要とされている病気です。(資料提供:富士レビオ株式会社)

2004年の花粉症(1月6日現在)

インフルエンザの話題や新型ウイルス肺炎(SARS)の話題で忘れておられる方があるかもしれませんが、2月に入るとスギ花粉症の季節ですね。
昨年の夏が涼しかったせいで今年のスギ花粉は大量飛散(悲惨)する可能性は少なそうです。
(あくまでも私の直感です。)
昨年、一昨年のように科学的なデータをもとに今回は書いておりません。
勘ですよ、あくまでも勘ですので外れたら笑ってください。

大量飛散(悲惨)のなさそうな今年ですが、暖冬の影響で多分益田市内では例年発症の時期が2月の13日頃なのですが、今年は4・5日早まりそうですね。
地球の温暖化の中で昨年の気温は、夏場の温度が低く、春や秋はやや高めだったようで1年を通しては平均気温は上昇したようです。(スギの花粉が生成される時期は寒かったのですが・・・・)今年はどうなりますか??

松本医院でのスギ花粉症対策は漢方薬を選択する人、眠気のない錠剤を飲む人、鼻や目に直接薬を使用する人などなどさまざまです。
今年は私の大好きな薬のリノコートという鼻への噴霧薬が使いやすい使用法になりました。
これまでの薬で今ひとつの感じだった方には挑戦してみる価値がありそうです。

スギ花粉症は治すことはできないけれども、快適な体調にして憂うつな時期を乗り越えることはできる病気です。
積極的に向き合うことで止まらない鼻水や涙にお別れをしましょう。
プロフィール

taijindo

Author:taijindo
島根県益田市にある松本医院(内科・小児科・アレルギー科)の院長です。

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